保護者の皆様へ
保護者の皆様へ
3月19日(土)小雨が降る中、令和3年度大阪産業大学大学院?大学学位授与式および卒業式が挙行され、大学院37名、大学1,539名の学生が巣立ちました。
吉川学長の式辞では、「皆さんへの即嗨比分感染防止を図るため、どうしてもキャンパスに来てもらう機会を減らさざるを得ず、オンライン授業も我々精一杯の工夫を重ねたものの、やはり受講する際に戸惑う場面も多かったと思います。しかし、こうした多くの制約の中で、もちろん勉学においては、求められる知識や技能を習得した証が今日ですし、課外活動もそれこそ大きな制約の中で頑張られて、結果を出されたとの報告も多く受けております。さらには、様々な友人との出会いや交流などについても、きっと貴重な体験を重ねられ、人間的にも成長してくれたな、と今日の皆さんのお顔を見て確信を得ることができました。
皆さんは本学の建学の精神、「偉大なる平凡人たれ」にもとづく校風の中で大学生活を送られた方たちですから、むやみに功利主義に走って視野の狭い人生観や世界感の中で生きるのではなく、日々の働きの中で、ある意味平凡な日常の中で、自らは社会の発展に携わることで人間社会へ貢献する使命を果たしているのだと感じ、それを生き甲斐とし、そのことを悦び、幸福ととらえることのできる人物となって頂いたと思っています。これからも広い視野を持ち、柔軟に物事を考え、課題を解決する力をさらに磨き上げ、これによって社会に大きな貢献をされることを期待しています。
ただ、長い人生ですから、時には悩みを抱えたり、人生の転機を迎える場合もあるでしよう。皆さんの母校となる大阪産業大学では、恩師?学友はもちろんのこと、本日から会員となる大阪産業大学校友会の先輩方が皆さんのよきサポート役として加わります。在学期間中に培った人とのつながりと同じく、これらの人とのつながりも大切にしていただければ幸いです。」と卒業生たちの門出を祝いました。
卒業生のみなさんの今後の活躍を楽しみにしています。