大阪産業大学からのお知らせ
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独立行政法人日本学術振興会のタイ国家学術研究会議との共同研究 ”タイ国における環境水中トリチウムの全国規模調査と都市排水中の放射能濃度測定”が2020年度から3年間採択されましたが、コロナ禍による渡航制限が直撃し、前年度3月にようやくタイ国への渡航が可能となり、都市排水試料採取と現地測定を行いました。
今回、タイ国カセサート大学(本学、海外協定校)から4名、日本への受け入れが可能となり、相互交流を図ることが出来ました。
初年度は首都バンコク近隣の水道公社の水道水、次年度はタイ全土に採取範囲を拡大し、 雨水も北部チェンマイとパタヤ近郊のシラーチャの2か所で2年間採取しました。
最終年度は、天然表層水に当たるダム湖水をタイ全土14か所から採取測定を行い、本日の合同会議にて、国内共同研究機関(大学?企業)及び、タイ国からのリモート参加(大学、政府研究機関?省庁)と共に環境水中トリチウム?環境動態トレーサーの解明に資する議論を行いました。