大阪産業大学からのお知らせ
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このたび、工学部 電子情報通信工学科 入江 満教授がプロジェクトコエディタを担当した国際規格が発行され、その貢献が顕著であるとし、国際規格開発賞を受賞しました。
受賞事由
近年、光ディスクはe-文書保存等のディジタル情報のアーカイバル保存媒体としての用途が広がっている。本国際規格は、光ディスクの信頼性、特にアーカイバル保存のための期待寿命を実験的に推定する標準試験法である。光ディスクの故障判定基準にディジタル信号エラー値を採用し、加速試験にはアイリングモデルを適用して統計解析手法による解析手順が規定されている。本規格の活用を図るため適応範囲をBDメディアにも拡張する改正を実施した。
入江氏は、国内外の業界団体との意見調整を行いながら原案策定段階から審議に参画し、国際規格審議にはProject Co-Editorsとして規格書全般を記述し、本規格制定に中心的な役割を担った。これらの顕著な貢献により国際規格開発賞を授与する。
国際規格開発賞とは
国際規格開発賞は、一般社団法人 情報処理学会 情報規格調査会に所属するProject EditorまたはProject Co-Editorの貢献に対して授与されるものです。受賞者は表彰委員会で審議決定し、受賞対象の規格が発行された後に授与されます。