大阪産業大学からのお知らせ
大阪産業大学からのお知らせ
令和4年9月24日(土)、大阪産業大学にて令和4年度9月期学位授与式および卒業式が挙行されました。
吉川学長より祝辞が贈られ、学部生62名、大学院生2名の計64名が巣立っていきました。
卒業者の皆さまの今後のご活躍を心から願っております。ご卒業おめでとうございます。
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大阪産業大学および同大学院から学位を授与された皆さん、誠におめでとうございます。これまでの皆さんの努力の成果として、学位記?卒業証書を授与されましたこと、大阪産業大学の教職員を代表し、心からお祝い申し上げます。
今年度から授業は原則対面とすることができましたが、皆さん方は、大学?大学院生活の多くの期間において、コロナ禍の影響を受けた世代と言えます。昨年度などは、キャンパスに来てもらう機会を減らさざるを得ず、オンライン授業の受講も戸惑いがあったでしょう。しかし、こうした状況の中でも、勉学のみならず、課外活動や、様々な友人との出会いや交流など、できる限りの貴重な体験を重ねられ、人間的にも成長されたことと信じております。
社会状況に目を移すと、コロナ禍により期せずして、こうした勤務形態だけでなく、IoTに関わる技術が進展し、各分野でDXが推進され、まさにSociety5.0に向けて、サイバー空間の社会実装が加速されたように思えます。これに応じて、フィジカルな空間、例えば、街の形態、さらには国土の構造まで変化が生じていくことになるでしょう。
これから社会に巣立たれる皆さんには、急激な社会の変革に呑み込まれることなく、広い視野を持ち、柔軟に物事を考え、課題を解決する力をさらに磨き上げ、これによって社会に大きな貢献をされることを期待しています。また本来、「学び」は楽しいものですから、卒業?修了をもって学びを終えるのではなく、知を得ることの嬉しさや、未知のものを知るワクワク感をこれからも忘れず、人生を豊かにする糧としてもらえればと思います。
皆さんのご健康とご活躍を、何より皆さんが幸せで充実した人生を送られることを心から願い、私からの贈る言葉といたします。
大阪産業大学 学長 吉川 耕司