この度、本学電気電子情報工学科 草場光博教授が、公益財団法人天田財団の2023年度一般研究開発助成（レーザプロセッシング分野）に採択されました。本財団は、金属等の塑性を利用した加工および高密度エネルギー下での諸特性を利用した加工に関する研究に係る助成を通じて、金属等の加工に関する学術の振興と新しい科学技術の創出を図り、日本の産業および経済の健全な発展に寄与することを目的としております。

草場教授は、「ナノ秒紫外レーザーによる非熱的ナノ微細構造形成制御」という研究課題で助成を受けました。本研究では、ナノ秒紫外レーザーの照射条件を変えることで、材料表面に非熱的に形成されるナノ微細構造の制御を目指しており、ナノ微細構造の形成を制御することで材料の特性を自由に変えることができると期待されます。 ?助成式典は11月25日（土）に開催されます。